大企業向け多機能グループウェア開発
在席管理・スケジューラー機能を備えたグループウェアの開発
プロジェクト情報
業種・業態 | 電機メーカー |
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対象部門 | 全部門 |
プロジェクト規模 | 約35人月 |
対象ユーザ規模 | 500人以上 |
弊社参画範囲 |
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弊社支援技術 |
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効率的な業務コミュニケーションの実現
在席管理やスケジューラーを備えたグループウェアを導入することで、スケジュールの共有や、出張、外出の状況、連絡先の把握が可能になる。このプロジェクトも、そのようなコミュニケーションを円滑にする、効率的な業務遂行のサポートの一翼としてのグループウェアの導入を目的として実施された。
基本機能
- 入退館及び在席状況管理
- オフィスへの入館、退館の情報をリアルタイムで取得し、システムに反映。また、外出中でないか、会議中でないか、など、オフィス内での活動の把握を可能にする。
- スケジューラー・会議室予約
- 個人のスケジュールの管理、他のメンバーのスケジュールの参照、また、会議室の予約、打ち合わせ日程の連絡機能等。
- メンバーディレクトリ
- 所属組織情報、電話、メールアドレスなどの連絡先情報のデータベース化。
- メモ機能
- 連絡事項の伝達にメモの登録、また、Eメールでの送信も可能。
導入コストの抑制
機能実現と同等に重要視されていたことに開発費の低減がある。そのため、開発ソフトウェアはフリーウェアを使用し、費用の抑制を図っている。しかしこれには、フリーウェアであるために得られる技術情報が少ないという問題点もある。
特にトラブル発生時の対処方法については、なかなか情報が集められない場合もあるが、プログラムを改修するなどし、その制約の中で要件に合うスペックにまで到達させている。
ユーザフレンドリーなインターフェース
今回開発したシステムはWebベースのシステムであり、インターネットブラウザを備えていれば、特にクライアント側PCのセットアップをしなくてもすぐに使うことが出来る。
また、操作性についてもインターネットを使うのと同等で比較的容易なものとなる。
しかし、そのシステム開発においては、常にユーザが使うであろうブラウザを意識して設計することになり、あるブラウザで正常に動作していても、別のブラウザでは動かないということは避けなければならない。
メーカーだけでなく、ブラウザのバージョンによっても動作が同じにならない場合もあり、サポートするものを明確にして対応していくことが望ましい。今回も対象を、Internet Explorer 6.0、Netscape 4.7、Firefox 3.xとしている。
また、携帯電話上での機能の実現も同様で、各社毎に動作することを確認している。
ストレスのない使用感の実現
ユーザがひとつボタンを押してレスポンスがあるまでにストレスなく待てる時間は何秒か ―― 今回の開発では5秒以内というのがひとつの基準となり、ユーザにストレスを感じさせないだけのシステムパフォーマンスを維持するチューニングや、SQL実行回数の削減など、プログラムコードの最適化にも時間を使った。その甲斐もあって、ユーザ満足度も維持したシステムとなっている。